皆さま、あけましておめでとうございます!
大変お久しぶりでございます。
なかなか更新ができていない理由は、実はこのブログ、どれだけの閲覧数があったりしても、1円も私の財布に入らず、全く利益が出ません。
そのため、本業が忙しかったりすると、なかなかモチベーションが上がらないのが正直なところです。
そのため、更新頻度も非常にまばらではありますが、これはレビューしたいなと思うものは定期的に上げていきますので、よろしくお願いいたします。
さてさて、早速本題に入りますが、今回は実物光学機器の中でもAcogというスコープでお馴染みのトリジコンのドットサイトを比較します。

コレ、戦争ゲームをやったことある方は1度は見たことがあるのではないでしょうか。
4倍率のスコープで、上のドットサイトで近距離を狙ったりするような商品です。
今回はこのスコープで有名なトリジコンの中でもベストセラーとなっているドットサイト、MROの最近出た2機種を比較レビューしたいと思います!
・外観の違いについて

左がGreenモデル・右がHDモデルです。


昔から発売されているレッドドットモデル・今回のグリーンモデルは全長、寸法は全く同じです。


2020年に新発売となったHDモデルのみ、写真の通り全長が少し長くなっています。
理由は正確ではありませんが、シングル.とサークルレティクル両方とも表示できるようになっている点などから、全長が長くなってしまったと言うことではないでしょうか。
外観の違いは本当に全長の違いのみで、それ以外は特にありません。

対物レンズのコーティングは当然のことながらレッドレティクルのHDは赤色、グリーンドットは緑色です。
さすがとも言うべき、非常に鮮やかなレンズですね。
・性能について


写真ではなかなかわかりづらいですが、両方とも非常にレンズの透明度が高いです。
昔からあるレッドドットモデルはレンズの青みが気になると言う方が結構いらっしゃいます。
グリーンドットは透明度抜群で、MRO レッドは青みがあったので敬遠していたが、グリーンは透明度が高いので買った、と言う方もちらほら見かけます。
さて、レンズの透明度の高さをカラフルな色で確認してみたい…

そう思ってちょうど良いものを探していたところきれい好きの私にぴったりのものがあったのでこちらを使いたいと思います。笑
これしかなかったというのが正直なところです。許してください。
・透明度の比較をしてみた
MRO Green



さすが、透明度抜群といわれたGreenドットモデルです。
全く青みも感じませんし、まさに透明といった感じです。これは所有欲が満たされる視界ですね….(@ ̄ρ ̄@)
さて、HDはそれに近づけるのか?
やっぱりレッドドットモデルには変わりないので、多少あるかなぁと感じつつ…
MRO HD



こりゃびっくり!!
レッドモデルなのに、Greenと違いを感じないほどの透明度です。
ほんのわずかに、やはりグリーンの方が透明に感じることもないですがほぼ同等ですね。
緑、青、黄色へ順番に写真を撮ってみましたが、裸眼で見たままの色をそのまま映し出しているようで非常に透明度が高いです。
従来のレッドドットモデルと出てくるカラーは同じながらレンズの透明度が改善されているように個人的に感じます。
レンズの透明度、MROの各モデルで比べると・・・
1位 MRO GREEN 〔100点〕
2位 MRO HD 〔95点〕
3位 MRO Red 〔70点〕
※あくまでもレンズの透明度の高さを点数化したもので、青い=性能が悪いと言う意味ではありません。むしろ、青さによってドットが識別しやすくなることもあります。
HDはサークルレティクルとシングルドットの切り替えができる
1番の違いは、前述の通りサークルレティクルとシングルドットどちらにも簡単に切り替えることができると言う点です。


瞬間的に素早く的を捕捉したい場合はサークル、通常時はシングルドットとダイヤルを回すだけで簡単に切り替えができます。
ただし、サークルレティクルにも欠点がありまして、電池寿命がかなり短くなると言う点です。
シングルドット → 2年半ぐらい
サークルレティクル → 75日
こうしてみると消費電力が高く、つけっぱなしにすると2ヶ月半で切れてしまう計算です。
ボタン電池はいっこ200円やそこらなので、これを欠点と取るかどうかはその人次第になりますが情報としてお伝えします。
・新発売のMRO HD Magnifireとドッキングしてみた

実はトリジコン、ここ最近コンパクトマグニファイアも出しております。
商品名は「MRO HD Magnifie」
もちろん高さは通常モデルのMROと同じで問題なく使えますが、新発売のMRO HDと併用するために作られたので商品名もHDとついているのではないでしょうか?

いやー、その名の通り、まさにこのために作られたとも言うべきツライチ感。
これはむちゃくちゃセットで手に入れる意味がありますね….!!

もちろん、for HDではありますが、通常のモデルにもバッチリ高さがあります。
確かにHDほどのツライチ感はありませんが、全く問題なく併用できます。
・MRO & MRO Magnifireを併用するとヤバイ

フチの薄さを感じてもらうため、中心のピントがぼけてしまっています。
とにかくこのマグニファイア、とんでもなく縁が薄いです。
わかりやすく言うと〔わかりやすくないかも〕、うんこ棒と呼ばれるVortex Razor HDと同じ位です。
もう少しお求めやすいスコープで例えるなら、Vector optics Foresterと同じくらいです(°_°)
しかもレンズの歪みは全くないし、レンズの透明度も抜群に高くとんでもなく優秀な粟国ファイアです・・・。
ただ、HDならではの欠点あり
ここまで書いていると、ただただベタ褒めだけの内容ですが、1点だけHDにしかない、人によっては気になるかもしれない欠点があります。
対物レンズ側から強力な光が差し込んだ場合、輝度をゼロ、オフにしていてもレティクルが映り込みます。
これはハンディーライト至近距離で当ててようやく映り込むような感じなので、欠点と言えるかどうかは不明ですが、このドットサイトを購入する理由はおそらくトップクラスのドットサイトが欲しくて購入した方が多いと思います。
中の発光させるためのダイオードが反射したせいなのか、サークルレティクルがうっすら映り込みます。


これは海外の記事でも紹介があり、そちらでも詳しく書かれていますので、ぜひそちらを読んでみてください。
※下記画像海外サイトの内容を引用したものになります。


こちらの内容をそのまま信じるとすると、実際にメーカーから返答があり「反射するのは仕様で製品での不具合がない」といった内容ですね。
この持病と言うべきか、仕様と言うべきかの現象を気になさらないのであれば大丈夫ですが気になるようであれば検討の余地がありますね。
※ Google Chromeと言うブラウザで検索・開くと自動的に記事が翻訳され内容を読むことができます。
まとめ
本当に単純な比較ではありますが、いかがだったでしょうか?
本日届いたばかりなので、レビューしようと言う熱が残っているうちに急いで作った形なのでなかなか中身が薄いかもしれませんがご了承下さい( ; ; )
国内のレビューでグリーンモデルとレッドモデルの比較のものがあまりなかったのでやってみました。