実物 Eotech G33 をエアガン市場のレプリカと比較レビュー

皆さんは光学機器をネットで購入するとき、どのショップを利用しますか??
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング・ファースト・エボリューションホビーたくさんありますよね・・・。

そ・の・な・か・でも。
2017 ネットショップ大賞 おもちゃホビー・楽器部門 1位
2014 ネットショップ大賞 おもちゃホビー部門 1位
2012 年間ネットショップ大賞 おもちゃホビー部門 1位

トイガン関係のネットショップにおいてこういった賞を毎年のように受賞している人気のネットショップ、「エアガン市場」
私もよく利用する店舗の一つです。
このショップの良いところは安価光学機器によくある初期不良が検品しているため、少ないというところでしたよね。

でも、1つ疑問があります。
ほとんどの商品のレビューが星5つであること・・・。(笑)
そんなことってあるのでしょうか。(笑)

此方のショップでレプリカの中で一番評価の高いブースターを買う=レプリカNo.1
レプリカNo.1と実物はどのくらい違うのか??を今回実物G33 magnifireを用意し、徹底的に比較検証してみました!!

目次

  • レプリカ ノーブランド G33 マグニファイア
  • 実物 Eotech製 G33 マグニファイア (2013年製造)
  • 実物とレプリカ比較 ~その1~ 外観
  • 実物とレプリカ比較 ~その2~ レンズの透明度
  • 実物とレプリカ比較 ~その3~ ゼロイン調整幅
  • 実物とレプリカ比較 ~その4~ ピント調整
  • まとめ

レプリカ ノーブランド G33 マグニファイア

・外観

光沢のあるタンカラーになっており、色合いは実物とかなり違います。
全体的に実物よりも数ミリ大きく、あまり高級感はないかな~と感じましたが、さすが中華製、社名でもある「Eotech」という名前さえもパクってしまうというすごさ・・・。
しっかりとバーコードもプリントされていますね。

裏のマウント部分を見ると刻印がありません。これはレプリカゆえに仕方ありませんね。
日本企業がこんな製品作ろうものなら訴訟コース待ったなし
ですね・・・(笑)そのくらい、色合いにちょっと高級感のなさは否めませんが外観はよくできています!

視界のクリアさ

次にレンズの透明度について。
レンズは割と透明で実用性は十分にあると思います。
カラフルな目標(コーヒー)にむけて鮮明度を確認してみました。(笑)

レンズの透明度は若干くらいですが全然ありでした。
ただし、ほかのレプリカドットサイトと併用する場合は要注意です!!
少しくらいブースターでもサバゲーで実用性があるのはドットサイト側のレンズが最高級で透明だからなので、ただでさえ少し暗いレンズにレプリカホロサイトなんて乗っけちゃうとぼやけた視界に暗い恐ろしい視野になってしまうのでお気を付けください。

また、ホロサイトはホログラフィック投影をしているのである程度の倍率でもレティクルの大きさは1倍と同じ大きさで視界だけが3倍になるので実用性がありますが、ホロサイト風ドットサイトにブースターを乗っけてしまうとドデカイレティクル越しのブースターになり、とても精密な狙いは期待できませんのでこれまたご注意を。。

次にレティクルを表示した状態で覗いたブースターです。
本来レティクルの大きさが変わらないはずなのに、1,5倍くらい大きくなっています・・・(^_^;)
さらに、肉眼で見てもカメラ越しに見てもレティクルが少しぼやけて見えてしまいます。
また、少しですが暗みがかっている感じがしました。

構えた際にスムーズに狙うことができずサイティングにかなりの時間を要してしまうのです。
これはせいぜい50メートルが限界の日本のサバゲー界において致命的です。

実物 Eotech製 G33 マグニファイア (2013年製造)

 

・外観

外観かさすがといったところ。落ち着いていて低反射のタンカラーです。
ゼロイン調整の際に使用するダイヤルですが遊びがなく非常にスルスルと動き、かなりの調整幅があります。
これだけ調整幅があればどんな光学機器でも真ん中に持ってこれるだろうなぁ・・・という印象です。

マウントの裏にしっかり刻印があり、ブースター本体のバーコードもプリントではなく刻印がされていますので凸凹しています。
こういったところでも本物か偽物化は割と容易に判断ができると思います(^_-)-☆

 

 

 

 

こちらがホロサイトを経由したレティクルなし状態での実物ブースターです。
先ほどよりも細かい字が見やすく、また接眼側からの逆光の映り込みや視界不良がかなり軽減されています。

・視界のクリアさ

次にレティクルを表示した状態でのブースター越しの視界です。
レティクルがきれいにくっきり・はっきり見えるのがわかります。
またサークルドットの大きさも1倍率と同じ大きさなのでブースター越しの精密なサイティングが可能で、さっと構えてもすぐにぴたっと照準が合うので素早いサイティングが可能です。
ケラレも起きにくくのぞき込み方が多少悪くても狙うことができました。

実物とレプリカ比較 ~その1~ 外観

レプリカ:★85点☆(実物を100点とした場合の採点)

10000円という価格帯ながらよく再現している
実物を100点として考えて85点という点数を付けられるくらい、全体的に外観はよくできていたと思います。
見事な再現度合いです。
Eotechの刻印、QRコードの再現、フリップアップマウントの再現。
若干がたつきはありますがさほど支障が出るほどではないと思います。

実物とレプリカ比較 ~その2~ レンズの透明度

レプリカ:★65点☆(実物を100点とした場合の採点)

透明度はやはりかなり実物が勝っていました。
50メートル以上の遠くを見る場合になお差が出ました。
ただ、8倍の値段差があるという前提を考えると、よくここまで外観と性能両方を両立した安価なブースターを作れるなぁという関心の気持ちが大きかったです。

実物とレプリカ比較 ~その3~ ゼロイン調整幅

レプリカ:★75点☆(実物を100点とした場合の採点)

実際上下左右の調整幅を確認しましたがレプリカながらかなり優秀でした。
実物はいわずもがな優秀ですが、非常に広い調整幅で実物でないと無理、というほどの差がなかったのが正直なところです。
この点でもレプリカのすごさを痛感しました。

実物とレプリカ比較 ~その4~ ピント調整

レプリカ:★60点☆(実物を100点とした場合の採点)

ピント調整は非常に素早くすっと自動でピントが合うのでこの点に関してはさすが実物。実用性最強でした。
レプリカもピントは合いますが見やすさと合うスピードは結構差があると感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
編集部のまとめとして「実物とレプリカにすさまじい差は感じなかった」ということです。
実物ホロサイトとレプリカホロサイトは雲泥の差がありましたが、そこまでの差は感じませんでした。

むしろ「正直レプリカでもいいんじゃね・・・?」と思う機会もしばしばありました。
しかし、これでレプリカ=今回のレビューのような性能、と思い込むのは危険です。

なにせノーブランド中華製ですから、個体差が激しいと思います。
今回レビューに使用したブースターはレビューしていて「間違いなくこれはあたり個体だな」と感じましたし、祖言った個体との比較であったがゆえにそこまでの大きな差を感じなかったのではないか、というのが結論です。

結論といたしましては・・・ドットサイトがいいものであれば、レプG33マグニファイアは実用性アリ!です。