あなたはどちらを選ぶ?HS503Cと同系統モデル HS503GUを徹底レビュー!

ホロサンの光学機器の中でも人気があり知名度が高いのが「HS503C」というT1型のドットサイトです。
しかし、そんなHS503Cの同系統モデルで、ユーザーの好みに応じて製品が用意されていることを皆さんはご存知でしょうか・・・??

大体の機能は同じで、お値段もほとんど同じ。

「HS503C好きだけど、ソーラーパネルいらないなぁ」
       とか
「電池もっと簡単に変えることができたらなぁ」
       とか
「もっとよりT1に似たホロサンないかなぁ」
       とか
「対物側にねじ切りあればレンズガード取り付けできるのになぁ」

       とか思う方いらっしゃいませんか??

そんな方はぜひこの記事をご覧ください!!
HS503Cのレンズの透明度、サークルドットなどの高性能さはそのままに、HS503Cが好きだけどこの機能いらないなとか、もう少しこうだったらなとか、そう思っている方にはぜひおすすめできる商品「HS503GU」を今回ご紹介します!!

 

*ちなみに・・・
「え?そもそもHS503Cっていうドットサイトを知らないんですけど・・」
という方はまずこちらの記事をチェックしてからこの商品を見ると100倍楽しめるのでまずはこちらの記事をチェック!!

マ○ク堺さんも絶賛?! ホロサンの代表的ドットサイト HS503Cをレビュー!

2018.05.30

もくじ

1.HS503Cとの違い
2.外箱・付属品について
3.レンズの透明度について
4.ゼロイン調整幅について

.使いやすさについて
6.輝度について
7.個人的に感じたデメリット・・
8.総合評価

1.HS503Cとの違い

・HS503C
① 2MOAドット
② 65MOAサークル
③ 2MOAドット+65MOAサークル

・太陽電池:○
・光量自動調整:○
動作センサー:×・本体サイズ:6.1*3.0*3.7cm
・本体重量:122g
・レンズサイズ:20mm
・素材:6000系アルミ合金
・防水:IP67
・耐振動:1,000G
・バッテリー:CR2032
・バッテリー寿命:50,000時間
・明るさ調整:12段階

・HS503GU
① 2MOAドット
② 65MOAサークル
③ 2MOAドット+65MOAサークル

太陽電池:×
光量自動調整:×
・動作センサー:○・本体サイズ:6.1*3.0*3.7cm
・本体重量:122g
・レンズサイズ:20mm
・素材:6000系アルミ合金
・防水:IP67
・耐振動:1,000G・バッテリー:CR2032
・バッテリー寿命:50,000時間
・明るさ調整:12段階

違いについてわかりやすく説明!

*HS503Cにはあって、HS503GUにはない特徴

HS503GUには以下の特徴が省かれています。
・ソーラーパネルがない
・輝度自動調光機能がない

逆にHS503Cにはない独自の特徴は以下です。
・動作センサーが付いている
・電池ボックスが簡単に取り外しできる
・外観がT-1により似ている
・対物・接眼にねじ切りが付いている
・機能を減らしたこと?で503Cより1000円安い

要するに、自動調光機能・ソーラーパネルが必要でないという方には「HS503GU」をオススメします!!
また、電池の交換のしやすさや外観重視の方にもお勧めできる商品です。

2.外箱・付属品について

外箱はこのようになっております。
外箱・クリーニングクロス・ドットサイト本体・ローマウント・説明書が付属しています。
他のホロサン製品と同じく高級感のある箱で非常に素晴らしい外観です。

まずは対物レンズを正面として向かって右側はこのようになっております。
ホロサン、シリアルナンバーが刻印されています。

ドットサイト本体は艶消しのマットブラックで非常にきれいです。


次に反対側の向かって左側です。
こちらはHS503Cと異なるポイントで、電池ボックスが本体側面にあり、簡単に電池を交換することができます。
工具が不要なので、サバゲーフィールドなどでも電池が切れても変えることができます。

HS503Cでは小さなトルクスレンチを二つ外さないと電池を引き出すことができませんが、
こちらは簡単に交換することができ、また電池ボックスが側面にあるためT-1ドットサイトに非常に外観が似ています。

輝度調節のプラスマイナスボタンが側面ではなくなったため、上部に移動しています。
好みにもよりますが、外観を壊さない位置に調節ボタンが移動したためこれまた外観をT-1に近づけることができる一因となっています。
まずは接眼レンズ側から。
此方はねじ切りがされており、おそらくですが径が同じのレンズガードなどを装着することができそうです。
レンズ径はHS503Cと全く同じで変わったところはありません。

*類似点が多い為、省略している個所も多々ありますのでさらに詳しく知りたい場合はこちらの記事もご覧ください↓

マ○ク堺さんも絶賛?! ホロサンの代表的ドットサイト HS503Cをレビュー!

2018.05.30

接眼レンズ側はこのようになっております。
レンズは以前説明したように斜めに取り付けられていますが、これは仕様なので不良品などではありません。
綺麗なルビーコーティングですが、レンズは非常に透明です。

3.レンズの透明度について

これはHS503Cと同じモデルなので文句なし。
非常に透明なレンズで、裸眼に近い視界で狙うことができます。
実際に覗いてみた写真を見てみましょう。

写真からもわかるように非常にきれいに見えます。
何度も裸眼→レンズ越し→裸眼→レンズ越しと繰り返してみましたがほとんど差がありません。
実物と同レベルのクリアな視界を数万円で実現している点は非常に高い評価ができます。
次に白い壁に向けてみてみましょう。

4.ゼロイン調整幅について

こちらの評価項目はホロサン製品をレビューする際は必要がなくなってきました。
なぜなら、どの個体も幅広い調整幅で、滑らかにスルスルと移動させることができるので、毎回コピー&ペーストのような形になってしまうからです。(笑)

そのくらい安定していて個体差が少ないので、この点についてはまずもって安心してください。

.使いやすさについて

ハイマウントでどのような銃にも対応しており、またローマウントも付属しているので、
銃の構造上すでにハイマウントになっている銃に関しても追加投資でマウントなどを購入する必要なく使用することができます。

T-1の形状はすっきりしていてフチも薄いのでさすがにオープンドットサイトに比べてしまうと、視野の広さは少し劣ってしまいますが十分使いやすいです。

6.輝度について

こちらの評価項目ももはやホロサン製品には必要ないかもしれませんが・・・(笑)
最大輝度にすると以下の写真のようになります。

鏡筒?内にドットの明るさが反響してレンズごと光っているほどの輝度ですので屋外炎天下でも余裕で使用することができました。
こちらについても、ホロサン製品はすべてこの水準の輝度性能なので詳しくは省略いたします。

*ホロサンの輝度はこれまでのホロサン製品のレビュー記事をご覧ください!!

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7.個人的に感じたデメリット・・

・31,000円はちょっと高い・・??

非常に高性能かつ、必要な機能を厳選して外観も良いこちらの個体ですが、お値段が少し高いかなと感じます。
実銃の使用に耐え、冷凍しても被弾しても使えるという高機能性を考えると妥当ですが、初心者の方にはかなり厳しい金額です。

現在、こちらに関しては個人的にはありません。(笑)
しいて言えばとして挙げさせていただきました。

8.総合評価

・外装 85点
・コスパ 90点
・ドットの輝度 100
・ゼロイン調整幅 95
・レンズの透明度 97
点[個体差か、本当にほんの少し青みを感じました]

お勧め度 ★★★★☆
*評価点数について
評価はあくまでも個人的感覚に基づきます。点数は実物のT1やホロサイトを覗いた際のクリアさを100点として、個人的感覚による点数化をしておりますので具体的な基準はございません。もう少しわかりやすく言えばレンズの透明度に関しては裸眼と変わらない程度の見え方であれば100点であり、そこから裸眼と比較してのレンズの暗さや透明度の悪さを考慮して減点しております。
どれも点数が高いというのは、実銃用であり、採用実績もあるホロサンの光学機器を複数連続してレビューしているためですので誇張ではありません。裸眼と同じと感じるものについては100点を付けます。光学機器メーカーから提供され、高評価をしているといった忖度は一切ない状態で個人的感覚に基づいて評価しております。