
ならば!!予算泥沼!
どろぬま編集部がな、なんと実物ホロサイトとレプリカホロサイトを用意! 外観から性能まで徹底的に比較していきます!!
目次
- 前から見た外観比較
- ホロサイトの仕組みって?
- 後ろから見た外観比較
- 横から見た外観比較
- 透明度実験・サイティング
- 最大輝度実験
前から見た 外観比較

まずは真正面から。いやはやレプリカよくできてますね・・・。
パット見大きな差はありませんがこの時点で大きな差にお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・??
レプリカは鏡のように反射していて、ドットが見えていますね。これはまさに「ドットサイト」の投影方式です。
ドットサイトとホロサイトの構造は全く持って違うということはご存知でしょうか。
ホロサイトの仕組みって??

実はドットサイトとホロサイトの構造は根本的に違うので、実物ホロサイトは正面から見てもドットは見えません。
レーザーダイオードを複数細かく反射させることで小さな点が大量に密集してサークルドットを形成しているのです。
構造は非常に複雑なんですが、見てる感覚としてはホロサイトの窓のすこし先にダットが浮かびあがっているように見えます。
特徴としてどの角度から見てもターゲットとドットのポイントがずれる事がないのです。
ダットサイトはレンズの中心部が破損してしますとポイントの照射ができなくなりますが、レンズの一部さえ残っていればホログラムの投影が可能です。
さらにレンズのどこの場所でレッドポイントを見ても、ターゲットをずれることはありません。
詳しい話は、ホロサイトの仕組みって?という記事を別途作成しますのでそちらをお楽しみに。(笑)
次に裏面をチェック。
さすがメイドインチャイナ。すがすがしいくらいにまるパクリです。恐ろしや・・・。
ボタンなどはよく再現できていると思います。外観は結構再現できていてGood!
横から見た外観比較

次に左側面での比較。残念ながらこのレプリカはロゴマークまではパクれなかったようです・・・(笑)
警告シールなどは本当にそっくりで素人目にはわからないレベルです。
さて、ここまで皆さん外観を見てきてこう思う方は少なくないのではないでしょうか・・・??
え、おんなじじゃん・・・ え、ならレプリカでいいでしょ…
ここからなのでよく読んでください。ここからが性能比較になります。
透明度実験・サイティング

こちらが黄色の布をレンズ越しに見た場合の画像で、透明度の比較です。もう一目瞭然ですよね。
黄色の布は暗くなってしまい、かなり不鮮明に映ってしまいます。
対して実物ホロサイトは左の黄色と全く同じ色のままレンズ越しに視認することができました。
まだここまででは「このくらい気にしねぇよ!」という声です。
それでは次の比較でさらにレプリカと実物をしっかり理解していきましょう。

こちらが
「明るいところから、暗い所へのサイティング時の景色」です。皆さんはどうですか??
レンズの暗さは「暗い所へのサイティング時にかなりのデメリットになります。」
後ろ、何があるのかぜんっぜん見えません。

次に、実物ホロサイト。
レンズが透明だから逆光の場所でも一安心
ドアがあって・・・と、とっても見やすいと思いませんか??
レンズが透明なので暗い所へのサイティング時も見失うことは一切なく、太陽に向けてもくっきりレティクルが見えるくらいの輝度があります。
これは実物でしか味わえない点ですね。

次に逆光テスト。対物レンズ側に蛍光灯があえて映るようにして写真を撮ってみました。
ここも実物の大きなメリットで全然反射しないので何の心配もいりません。
これは接眼レンズも同様で、レプリカは鏡のように反射します。


- 輝度最強 炎天下余裕
- ゼロイン調整100%可能&最強
- 逆光による反射が全くない
- 実物ならではのギラギラしたレティクル
- 所有欲が満たされる
以上、この5点がレプリカと大きく異なるポイントになります。
どろぬま編集部 総評!
今回実物と比較して感じたこと・・・
今回実物とレプリカの両方のホロサイトを細かく見ていて感じたのは実物には実物にしか出せないスペックがある、ということです。
確かに何十倍もお金を出して買うべきか?という問いにははっきりと断言できる答えは用意しておりません。
しかし、実物の良さは実物にしか出せないのであり、覗いた時に感じる感動はひとしおです。
ぜひ今回の記事で少しでも興味を持っていただいたそこのアナタ。
実物沼はあなたのすぐそばまで広がってきているのかもしれませんよ・・・