マグニファイア (ブースター)をストレスフリーで使おう!!オススメの組み合わせとは?

みなさん、こんにちは、こんばんは。
何時もご覧いただきありがとうございます。

沢山光学機器をレビューしてきて、結構目が肥えてきました。(笑)
ドットサイトやスコープをたくさんレビューしてきましたが、今回ご紹介するのはマグニファイアです。
皆さんはブースター(マグニファイア)という商品をご存知でしょうか?

今回はそもそもマグニファイアとは?
おススメの組み合わせとは?

を今回ご紹介します。

そもそもブースターとは…??

そもそもブースターとは、エアガンや実銃の上部の20mmレールに取り付けるものです。
現在よくご紹介している「光学機器」には「スコープ」「ドットサイト」「ブースター」の3種類が大まかに分けてあります。
スコープは一種の望遠鏡で、狙う対象を拡大して見せた上でそこにレティクル(十字線)を重ねあわせ、射手はその十字線を目安にして、対象物を狙い、射撃するものです。
ドットサイトは対象は倍率が基本的にはないので、等倍の視野にドットを重ねあわせ、射手はそのドットを目安に目標物と重ね合わせた状態で射撃する照準補助具です。

ドットサイトには、基本的には倍率がありません。
そのため、ドットサイトで目標物を見た場合は裸眼で見た場合と変わりません。ドットサイトでの基本的な狙い方はターゲットを両目で見て、そこにドットを重ね合わせて射撃するという形になります。

 

スコープは覗いて相手を狙い射撃するまでに多少時間がかかるのに対し、ドットサイトは精度は倍率もないために少し悪くなる代わり、サイティングするのが素早いのでスコープと比較して、時間を大幅に短縮することができます。
スコープかドットサイトどちらを選ぶのかについては、用途によって使い分けるわけですが、普段はドットサイトで照準していても今だけはターゲットを拡大して精密に狙いたい、というような状況、つまりいいとこ取りのような形で使用することはできません。

そこで、ドットサイトの真後ろに並べて設置することで、素早いサイティングが求められる時はドットサイトのみです。
精密射撃をする場合、ブースターを併用することでスコープのようにサイティングができるよう、ドットサイトの映像を拡大するブースターというものを使用します。

ブースターの重要なポイント…

マグニファイヤーを使って見える映像は、ドットサイトを通して見える映像を拡大したものになります。ですので、映像の質はマグニファイヤー自身のクオリティーに加えて、ドットサイトの品質にも大きく左右されます。

ドットサイトを通して見える映像が暗かったり色が実際のものと大きくかけ離れたものになっているタイプのドットサイトだと、マグニファイヤーを通して見える映像も暗かったり視野の色味が変だったり、とにかくストレスを感じながら狙うことになってしまいます。

またドットが大きかったりゆがんでいたり滲んでいたりするサイトだと、マグニファイヤーはそれをさらに拡大してしまうので見辛くなり、使用に耐えないようなクオリティになります。

そのため、マグニファイアとドットサイトを併用する場合はどちらもある程度高品質なものを買う必要があります。

こういう格安ドット&ブースターは….正直お勧めできません・・・。

 

Amazonでよく出回っている、このようなレプリカホロサイトとレプリカブースターのセット。
一見本当の米軍と同じような外観でイイ!と思いがちですが、本当にストレスフルでした。

暗い視界にぼやっとしてクリアに見えない。
しかもドットは少し歪んでいて狙いづらい。
さらにさらに、格安のためゼロイン調整幅が渋く、うまく動かない。

こういう組み合わせでうわ!!
すげぇ、見やすい!みたいな経験はかつてありません。。

ならば、どんな組み合わせ(ドットサイト&ブースター)がいいのか?

ある程度高品質なドットサイトにある程度高品質なブースターを最低限用意する必要があります。

オススメの組み合わせ その1

vector optics マーベリック ¥7,000

vector optics ブースター ¥11,000(つぼみアームズでの販売だと11,000円~12,000円だそうです。)

組み合わせ 合計金額 ¥18,000

これは非常にリーズナブルでオススメできる素晴らしい組み合わせです!
ストレスをそれほど感じずに使用できる最安値コスパ抜群セットです。
マイナスポイントとしては、こちらのマグニファイアは透明度は高いのですがフチ(外縁部)が分厚いので視野が少し狭いです。

オススメ組み合わせ その2

ノーベルアームズ COMBAT T1 ドットサイト ¥15,000

ノーベルアームズ Tactical Magnifire ¥17,000
組み合わせ金額 合計金額 ¥32,000
レプリカドットサイト・マグニファイアの中でもこの組み合わせを選んで外れはまずありません。
ドットサイトの透明度・性能もかなり高く、マグニファイアの透明度も非常に高いので組み合わせたことによって生じる性能の低下もほとんどありません。
これは目が肥えた方でも違和感を感じることなく満足してご使用いただけるドットサイト・マグニファイアの決定版です。

オススメ組み合わせ その3

Aimpoint COMP M5 ドットサイト ¥160,000

Aimpoint 3x Magnifire ¥130,000

 組み合わせ 合計金額 ¥290,000

これぞ、実物最強の組み合わせ。
一度だけ覗いたことがあるのですが、本当に裸眼と同じの透明度なのに、倍率が付いていてきれいなドットのこの感動は実物同士の組み合わせでないと感じることのできない視界です。
なかなか現実的ではありませんが、ちょっとご紹介してみました。(笑)

実物同士の組み合わせだとどんな世界が見えるのか・・??

以下の写真は、「実物 Aimpoint COMP M5」「実物 Eotech G33 マグニファイア」の組み合わせで遠くを狙ってみた際の写真です。
3倍率で覗いているにもかかわらず、本当に鮮明に見えて感動しました。
倍率を付与すればこれほど鮮明に見えるのに、横に倒すと等倍に切り替わるというのは素晴らしいですよね。

その後もう一度戻しても、ドットの位置はズレません。
これが実物のすばらしさです。

確かに交戦距離が30~50m程度の日本のサバゲーにおいてここまでの性能は必要なく、オーバースペックであることには間違いありませんが、ここまできれいに見えるとサバゲーをしていると買っても負けても覗くだけで満足感を得ることができます。

ちなみに夜間に覗いた場合は以下のような感じです。
環境が暗くなり、レンズの性能が見えやすさに大きく影響するような状況でもとてもきれいに見えることがわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか??
スコープと違い、ドットサイト、マグニファイア単品同士を組み合わせるからこそ、個々の品質や性能に大きく依存しています。
そのため、ドットサイト、マグニファイアのセットを検討している方は外観だけで決めたり、価格だけで決めてしまうと性能的に絶対満足できず結局使わずじまいになってしまいます。

サバゲーでの実用性を優先するのか、外観を優先するのかによって変わってきますが、ストレスフリーでサイティングできるというのは本当にサバゲーが楽しくなります。
みなさんもぜひ「実用性重視の選び方」を一度してみてはいかがでしょうか??