30,000円 vs 2,500円。実物 MAGPUL CTR vs レプリカ CTRストック徹底比較!

皆さんおはようございます。こんにちは。
本日も実物商品をご紹介します。

皆さんは「MAGPUL(マグプル)」というメーカーをご存知でしょうか??
実銃用の様々なアタッチメントを製造販売している有名な会社です。

現在、日本に輸入するのがかなり難しく、税関で没収されてしまう確率が非常に高い、実物CTRストックを今回入手しましたのでレビュー!
輸入が難しいので日本では3万円近いお金を出せないと入手できない・・・。
さらに今回は2500円で購入したレプリカCTRストックと細かい比較をして実物である必要はあるのか?を詳しく比較していきます!

もくじ

1.そもそもMAGPUL(マグプル)とは・・??
2.実物 MAGPUL CTR ストックの箱や付属品について
3.実物 MAGPUL CTR ストックの外観や性能について
4.実物 MAGPUL CTR ストック vs レプリカCTRストック!
5.まとめ ~実物とレプリカの簡単な違い~

1.そもそもMAGPUL(マグプル)とは・・??

マグプル・インダストリーズ・コーポレーション(Magpul Industries Corporation)は、ポリマーを用いた銃器の設計および製造で知られる銃器メーカー。本社はアメリカ合衆国コロラド州エリー(英語版)に所在するが、同社の製品には「Made in Boulder, CO」(「コロラド州ボルダー製」)と刻印されている。社名の「マグプル」(Magpul)は、同社が最初に製造した製品の製品名に基づく。これはアメリカ軍およびNATO軍が使用するSTANAG マガジンに取り付けるゴム製ストラップで、弾倉(magazine)をポーチから素早く引きぬく(Pull)為のアクセサリーだった。

創業以来、主にAR-15小銃およびその派生型を対象としたアクセサリーの設計・製造を行なってきたが、近年では銃器そのものの設計も行なっている。
kriss
社が製造している「KRISS VECTOR」の設計にもMAGPULは協力しているようです。

  • 2001年:マグプル最初の特許として米国特許第6,212,815(U.S. Patent 6,212,815)を取得する。
  • 2002年:初めて軍当局との契約が結ばれる。100個のM93銃床(M93 stock)をアメリカ海兵隊に供給した。
  • 2010年:英国国防省との間で4年間に渡って100万個のEMAGを供給するという契約を結ぶ。iPhone用ケースなどの新商品が発表される。
  • 2011年:英国国防省が最初のEMAG100,000個を受領し、アフガニスタン駐在部隊に支給した。

この時系列からもわかりますように、世界の軍隊からも信頼されているアクサセリを製造販売していることがお判りだと思います。
では実際にマグプルはどのような製品を出しているのかというと・・・

銃に取り付けるスリングはもちろん・・・

スリングを取り付けるアダプターなどなど・・・
これは有名ですね。マガジンの下部に取り付けることで素早いマガジンチェンジが行えるアタッチメント。
光学機器を用いない場合に狙うバックアップサイトもあります。
M4に限らずショットガンのストックなども販売しているようです。
これはあくまでも、一部でありもっとたくさんラインナップがあります。
1999年に発足して以来採用実績も多く、品質も高いようです。
主に銃器のアタッチメントなどを製造してきたMAGPUL社ですが銃器の製造も複数行っており、下記の銃はマグプルが開発した銃です。
ゲームなどでも数多く登場し知名度が非常に高いものばかりです。

・MAGPUL FMG-9

FMG-9は折りたためるマシンガン!?開発経緯と気になる性能をご紹介!のイメージ

MAGPUL PDR

「magpul pdr」の画像検索結果

MAGPUL Masada

「magpul masada」の画像検索結果

2.実物 MAGPUL CTR ストックの箱や付属品について

それでは実際に箱から見ていきましょう。
箱は茶色で簡素的にも感じますが、マグプルのほかのアタッチメントも同様このような色合いの箱に入っているようです。

箱を開けてみるとこんな感じで入っていました。
今回は大阪にあるトレポンを主に扱ってらっしゃるNBABA(ンババ)というショップで購入したものなので間違いなく本物であるCTRストックです。

実際に米軍が使用している写真も数多くあります。
*今現在においては少し古いらしい

「mk18mod1」の画像検索結果

「mk18mod1」の画像検索結果

箱の内容物はこんな感じ。
MAGPULのステッカー・CTRストック取り付け方法・注意事項の用紙・2017年現在でMAGPULが販売しているアクセサリ一覧のカタログです。
こういうものはさすがにレプリカには入っていないので、ここでも付属するかしないかを、本物か偽物かを判断する一つのポイントとしておきましょう。


それでは実際に本体を見ていきましょう。
質感手には表面は少しざらざらしているような感覚。
よくわかりませんが何となく高級感を感じます。今のところは・・・()

3.実物 MAGPUL CTR ストックの外観や性能について

実際に取り付けてみました。
使用してみて感じた実物の良さはストックがカタカタしにくくなったところと、ストックのロック機構が「パチンパチン」としっかりとしたロック機構があるところです。

良い感じの長さをきめてから、ここを押してパチっとロック!
レプリカはパチンという感覚は全くありません。

4.実物 MAGPUL CTR ストック vs レプリカCTRストック!

それではamazon2500円ほどで購入したこちらのレプリカ CTRストックと比較してみましょう!!
今回比較のために購入したのはこちら。

上がレプリカ、下が実物です。
レプリカの箱はMAGPULのレプリカではなく、MAGPUL PTSの箱をまねているようです。
*現在はMAGPULPTSは関係を解消しているため、PTS社という名前になり、MAGPUL正式ライセンスではなくなったようです。
左が実物CTRストック
右がレプリカCTRストックです。それほど大きな差は感じませんが、比較して感じるのは実物のほうがざらざらした質感で、レプリカはつるつるしているといった感覚です。
あとは色合いが実物のほうが少し色が濃いようにも感じます。
ストック側面を拡大した写真です。
上が実物CTRストック
下がレプリカCTRストックです。比較して異なる点はCTRも文字の形です。
実物は斜めになった感じの「CTR」という刻印に対し、レプリカのCTRの文字は普通の表記方法で刻印されています。
それでは次に肩当部の比較をしてみます。
差として感じたのはまずこの六角ネジにある刻印です。実物 CTRストックは「MAGPUL」「USA」と刻印されているのに対し、
レプリカ CTRストックは「10.9」「SDE」というよくわからないねじを使用しています。
肩当のゴム製パッド付近の比較です。
上がレプリカ、下が実物です。
違いとして感じたのはストック上部の盛り上がっている部分がレプリカのほうが傾斜が強く、実物はなだらかで角度が小さいです。

5.まとめ

それでは簡単に比較していって感じた結論を一つ。
レプリカで十分すぎる」ということ。

10倍以上の価格差があることを踏まえるとそれでも実物を選ぶメリットはなく、実物ストックをお勧めできる方の特徴を一つ。「所有欲がほしい」という方です。
ストックのがたが多いか少ないか、ストックのロック機構が機能しているかしていないか、そういった部分でしか違いはありませんが、

こういったアクセサリの実物を買う人に最も必要なのは「所有欲が満たされる」ことです。
性能で考えるのであれば特に必要ないと感じます。。