輝度ギラギラ実物以上?! RMRタイプ ドットサイトを徹底レビュー。

現在様々なレプリカドットサイトがたくさん出回っている中で輝度が弱くて使いづらいというのが最も多い声です。
ということは今現在のレプリカドットサイトにまず求められるのは「輝度」です。

特にマイクロドットサイトのレプリカは輝度が低いものが多くなかなか使い物にならないものが多いのです。
そんなマイクロドットサイトの中でも、6000円以内で買えて、輝度が実物並みか、それ以上の輝度のドットサイトがあるというと皆さんは気になりませんか・・??
ということで今回ご紹介するドットサイトは「AERITH BLACK販売 Trijicon RMR タイプ レプリカ オープン ドットサイト ダットサイト 刻印入り 20mmレイル対応マウント グロック マウント付属」こちらをレビューします!

もくじ

1.付属品について
2.カタログスペック
3.外観について
4.レンズの透明度について
5.ドットの輝度について
6.ゼロイン調整について
7.【必読】個人的に感じたデメリット・・・
8
.総合評価

1.付属品について

箱をまず開けてみましょう。
付属品は以下のような形になっております。

・RMR ドットサイト 本体
・RMR 本体 ラバーカバー
・グロック専用マウント
・クリーニングクロス
・六角レンチ
・マイナス型 ゼロイン調整用ノブ

グロックのマウントまで付属しているのは非常に良心的ですね。
こちらのマウントはガスブロ系統のグロックで搭載が可能です。
実際にグロック17に載せてみましたが、簡単にポン付けすることができました。

2.カタログスペック

★商品レビューにありましたレンズ縁のドットの歪みを改善いたしました。
★クオリティーが高く、安価な商品にありがちな、ブローバックの衝撃でレンズが外れることはありません。しっかり接着してあります。

こういった文言が説明欄に記載されていましたが、本当に普通に買うRMRドットサイトよりも「かなり品質が良いです。」
AERITH BLACK販売の製品は検品のみでこの高品質を実現しているのか、実際に製造工場棟に要望を出して製品自体のクオリティを上げているのか、どのような方法かはわかりませんが素晴らしい性能です

3.外観について

こちらが左右の外観。
刻印は非常に成功にできており、おそらくフル刻印
Qrコードも見事に再現されていました。

また各部の動きも滑らかで、材質も金属感があって素晴らしい外観です。

実物を見たことがありますが、最近のレプリカは完成度が上がりすぎていて非常に精巧なつくりをしています。
ただし、性能は雲泥の差なので覗いたらすぐにわかります。(笑)

4.レンズの透明度について

次にレンズの透明度を見てみましょう。
実物でも同様ですがドットの視認性を上げるためにあえてレンズを少し青くするというのはよく聞く話です。
あとはただ単純に安物なのでレンズの品質が悪いから青い、という場合もあります。

此方の商品、画像を見てもわかるようにレンズがかなり青いです。
ただインドアの暗いところや屋内に向けて狙う場合は結構苦戦してしまうかもしれません。
白い方向へ向けるとなおさら感じますが、明るい屋外の場合はあまり気になりません。

5.ドットの輝度について

ドットの輝度については、本当に文句なしのギラギラ発光なのです。(笑)
これには本当に驚きました。実物に匹敵するか、それ以上に光るのです。(笑)

輝度調整は5段階で自動調光などのそのほか機能は特にございません。
1段階目インドア最適な明るさ
2段階目暗めの屋外&急なインドア戦両方でで最適な明るさ
3段階目屋外使用可能な明るさ
4段階目明るい屋外でも使用可能な明るさ
5段階目炎天下屋外・蛍光灯に向けても確実に視認できる明るさ

わたくしのこちらの個体はこのような感覚で覗くことができました。
これには衝撃を受けました。
6000円でグロックマウントもついているレプリカrmrドットサイトで、こんなに輝度がやばい個体見たことない!!
この後まとめでデメリットは解説しますのでここでは割愛します。

6.ゼロイン調整について

いくらドットが光り輝いていても、ゼロインができなければ何の意味もありませんよね。
このドットサイト、どーせゼロインできないか、ほとんど幅ないんだろうなぁと高をくくっていましたが・・・

ゼロイン調整幅、めちゃめちゃ広かったです。汗
マウントの高さを調節してg33マグニファイアで覗いてどのくらいゼロイン調整幅のダイヤルを回して動かすことができるのか検証しましたが・・・!!
右、左、上、下、四方向すべてブースターから見える距離ぎりぎりまで移動させることができたのです。すげぇぇ・・・(笑)
ゼロイン調整は余裕です。レプリカドットサイトあるあるで「調整幅が足りないからスペーサーかませて何とかあったけど、これもしマウントから取れたらまたやり直し・・」とかいう状況がありますが、これはそんな心配は一切必要なさそうです

6.総合評価

・ドットの輝度 ★☆150点☆★
・ゼロイン調整幅 80点
・レンズの透明度 40

・外装 95点
・コスパ ★☆1000点☆★

此方のドットサイト、今回レビューしていて一番ワクワクしました。
輝度がこんなにすごいとは思いませんでしたし、その上しっかりゼロイン調整幅があるとは思いませんでした。
非常にお勧めできるドットサイトでした。

外観的な満足感を得ることもできるし、実用性も高い。
マウントも最初からついているので拡張性もあり、追加投資も必要ありません。
どの商品にも言えることなのですが、このAERITH BLACK販売の製品は非常に製品の質が高いです。
これはどういう理由なのかはわかりませんが間違いなく外れ個体を引く確率が下がりますので同じRMRやC-MOREを買うのでしたらこちらのショップで買うことをお勧めします。
検品体制もしっかりしていて、なおかつアマゾンプライム製品ですから万が一不良品でも返品が可能です。

7.【必読】個人的に感じたデメリット・・・

・ドットの輝度が一定でない

RMRというドットサイトはレンズがアーチ型になるため、どの角度から見ても同じ輝度同じ見え方をするようにするにはかなりの技術が必要です。
ドットサイトというのは奥のほうの光源を反射させ、レンズに投影しているわけですから、反射させた先のレンズがアーチ型にゆがんでいる部分にきれいに投影するのはかなり難しいです。

こちらのドットサイトは本来構えた時に来るレンズの中心で見た時のドットは文句なしです。
しかし、上記で説明したように中心部以外のレンズ上部や下部でドットを見た場合にドットをうまく反射できず、一気にドットの輝度が薄くなります。
ドットサイトは本来、ドットが中心に来ている状態でしっかりと構えた場合に効果を発揮する照準機器なので特に問題はないのですが、斜めからのぞいたり上からのぞいたりすると輝度が薄くなったりしますのでその点はレプリカクオリティといいますか、理解が必要です。

・個体差に注意!

説明の中でAERITH BLACK販売のこちらの商品をレビューしましたがこの性能はほかの販売サイトのRMRと工場が違うかといわれると、恐らく同じでしょう。
大量生産のメイドインチャイナあたりではないでしょうか。

しかしこちらの販売しているショップさんがどのような形で安定した性能の商品を発売していっているのかがわかりません。
ということはもちろん、AERITH BLCK販売の同商品を購入してもすべてがすべて同じような輝度で同じような調整幅かどうかは保証できませんので、その点はご注意願います。
私の個体がたまたま恐ろしいあたり個体だったという可能性もあれば、すべてこのぐらいの性能の可能性もあります。

どうしても私が購入したこの個体がほしい!
という場合、コメントいただければ・・と思っていましたが、正直購入した金額そのままではお譲りしたくないほどです・・・。(笑)

・レンズの青み・・

私はそこまで気にならなかったのですが、レンズがやはり青いです。
白い壁などに向けるとかなり目立ちますので、そこも一応理解しておくだけでも買った後のギャップがなくなってよいかなと思いました。

かなりギラギラした輝度、広い調整幅、マウント付き、外観のフル刻印、これだけ良いところ尽くしなので、青みに関してはこの金額で文句は言えないレベルかなとも思いました。