みなさん、こんにちは。
本日レビューするのは「ノーベルアームズ SURE HIT M4s」です。
Aimpoint M4sに外観を模している、一応ですがTOY GUN USE ONLYのドットサイトです。
もくじ
1.モデルにしているAimpoint COMP M4sとは?
2.ノーベルアームズとは・・・
3.ノーベルアームズ SURE HIT M4sのカタログスペック
4.ノーベルアームズ SURE HIT M4sの外観について
5.ノーベルアームズ SURE HIT M4sのレンズ・ドットについて
6.ノーベルアームズ SURE HIT M4sといろいろなブースターを合わせてみた
7.ノーベルアームズ SURE HIT M4sの総評
1.モデルにしているAimpoint COMP M4sとは?

低バッテリー・高寿命のAimpoint CompM4s ドットサイトは、
Aimpointがこれまでに製作した中でも上位クラス、最新型のCompM4シリーズに属している光学機器です。
単3形電池で最大8年間の連続使用が可能になり、エネルギー効率がこれまでの製品に比べ大きく向上しました。
最初のAimpoint Compシリーズは1995年に登場しました。
そして現在、世界中で使用されているCompシリーズから100万個以上の出荷・販売がされ、 Compシリーズのドットサイトは世界中の兵士に使用され、評価されています。
これまでの長い歴史と実績は戦闘でも証明されており、非常に堅牢で高品質なドットサイトなのです。
Aimpoint®CompM4シリーズは、Aimpointが今までに製作した最も厳しい視野であり、多くのNATO諸国で標準的な兵士に使用されている製品で、非常に頑丈で、単三電池を使用して最長8年間連続動作します。
競争は激しくない。 Aimpoint CompM4は、米国軍隊M68CCO(クローズドコンバットオプティクス)の最新バージョンであり、Aimpointが1997年以来維持してきた伝統を継承しています。
CompM4は上部にバッテリーボックスがあり、CompM4Sは下部にバッテリーボックスがあります。
ちなみにAimpoint とは・・??
今を遡る事、30年前、北欧ヴァイキングの一角スウェーデン。
ムース猟やフィッシングが盛んなこの地にAimpoint社の手によって世に初めてレッドドットサイトが生み出されました。
このLED光”Reflex(反射)“式ドットサイトは、他の如何なるサイトより素早く的確にターゲットを捉える事ができると世界中の名だたるハンターやMarksman(狙撃手)の間で評判が広まりました。以来その揺るぎ無い信頼性と弛まぬ進化が、各国のArmyやLow enforcementに最高の賛辞を以って迎え入れています。
アメリカ軍は18ヵ月に及ぶ過酷なテスト(高温、低温、物理的衝撃、水没テスト)を重ね1997年にアメリカ軍の制式採用となりました。
開祖にして今なお王道の先頭を走り続ける真正レットドットサイト。それがAimpointです。
*Aimpoint社が初めて発売した光学機器「Aimpoint Electronic」の写真
米国 Aimpoint社 公式HPより
シューターが目標を素早く獲得できるようにする技術を作り、すべての天候や照明の条件を一貫して正確に追いかけること。 当時の彼らの発明であるアイポイント(Aimpoint)の赤い点は、射撃や狩猟産業に革命を起こすことはほとんどありませんでした。
Aimpointが初めて販売した商品 Aimpoint Electronicは、1975年に市場に投入されました。
その後、経験豊富な狩猟関係者、軍事機関と緊密に協力して、過去40年間にわたってAimpointのレッドドットは進化し、
現在世界で最も高速で、最も頑丈で、効率的な電子小型武器照準システムとして認識されています。
今日、世界中でAimpointの光学機器を使用している200万人以上のハンター、スポーツシューティング愛好家、警察、軍人がいます。
その信頼性は、世界で唯一無二です。
2.ノーベルアームズとは・・・
Aimpoint社とノーベルアームズ社は深い関わりがあります。
ノーベルアームズはAimpoint社の日本向け販売総代理店をしており、友好的な関係を継続しています。
そのため今回もAimpointのレプリカではありますがただのレプリカではなくかなり高性能で丸パクリではないということがわかります。
さらにノーベルアームズは10年以上ドットサイトやスコープなどの光学機器を製造している実績があり、性能や品質も安定します。
以前のM4タイプはノーベルアームズ製ドットサイトの中ではエントリー・シリーズに当たる「COMBAT(コンバット)」のラインナップで製造販売されていました。
しかし今回はノーベルアームズの中でも最高峰ブランドSURE HIT(シュアヒット)に格上げした形で「SURE HIT M4s」が発売されました。
3.ノーベルアームズ SURE HIT M4sのカタログスペック
価格:25,000円 (税別)
倍率:1倍
全長:126mm
重量:374g
レンズ径:30mm
電源:単3電池×1個
ドットサイズ:3M.O.A.(11段階調整、N1/N2ナイトビジョン対応)
仕様:耐衝撃性(800G)、防水(5m/30分)、ロータス(撥水)コーティングレンズ、
付属品:前後フリップアップキャップ、レンズガード(強化ガラス)、キルフラッシュ、クリーニングクロス、マウント用スクリュー、レンチ
重量は374グラムとサイズ的には問題のない重さ。
ドットは3moaでTOY GUN USE ONLYなのですがナイトビジョンモードが付いています。
4.ノーベルアームズ SURE HIT M4sの外観について
まずは外箱から見ていきましょう。
さすが、ノーベルアームズの最上級モデル「SURE HIT」シリーズのドットサイトをご紹介します。
やはり高い商品を買った時に、まず第一の喜びといえば・・・外箱の美しさです。
Apple製品でも外箱の高級感ってすごいですよね。
エアガン業界で言うと東京マルイの外箱も素晴らしいつくりで感動します。
そう、物を買った感動は、外箱から始まっているのです。
今回はこの商品の外箱は、その「外箱の高級感」がすごいです。
しっかりした箱で、箱の時点でわくわくさせてくれます・・!!
外箱側面には「TOY GUN USE ONLY」と書かれていますが耐衝撃性能がかなり高いようなので、案外実銃に載せても使用できるようです。
ゼロイン調整や実銃に載せた場合の使用感は「ハイパー道楽」さんで詳しく解説されていますので、そちらでご覧ください!
箱を開けてみるとこんな感じ。
取扱説明書・クリーニングクロス・レンチ・キルフラッシュ・強化レンズレンズフードが入っています。
緩衝材や中身の雰囲気も高級感があり、買って本体を見る前から高級感にあふれています・・・。
おお~本体は雰囲気があります!!
これは実物が好きな私でもワクワクしちゃいます・・・!!

さて、本体を見ていきましょう。
質感はかなり高級感があります。
艶消しのブラックで実物と比較しても遜色ありません。
バッテリーボックスの部分にSURE HIT M4sの刻印があります。
マウント部分はシリアル番号とノーベルアームズの刻印があります。
マウントとドットサイト本体の隙間には最初からスペーサーが付いていてドットサイトの高さを下げることもできます。
最初からスペーサーもついているのは汎用性が高くなるのでうれしいですね。
ゼロイン調整をするねじはこのような感じです。
どのぐらい回したかわかりやすいように、本体部にメモリが付いているので細かい調整がしやすいです。
ドットの輝度は11段階ある上に、ナイトビジョンモードが2段階あります。
この価格で全部で13段階の輝度調整があり、ナイトビジョンもついているというのも素晴らしいですね。
サイトロンのsd-30xは同価格帯ですがナイトビジョンはついていません。
電池は単三電池1本を使用します。
非常に珍しい電池を使用するドットサイトも多くありますが、単三電池という汎用性の高い電池を使用するのもこのドットサイトのいいポイントです。
質感の比較として、実物Aimpointと比較してみます。
左が実物Aimpoint PRO
右がノーベルアームズ SURE HIT M4s です。
艶消し感で比較すると少し左のほうがいいですが、外観の雰囲気でもそれほど遜色ありません。
これが価格差3~4倍あるという前提で考えるとよくここまでの高級感と性能を実現したなという感じです・・!!

5.ノーベルアームズ SURE HIT M4sのレンズ・ドットについて
対物レンズはこのような感じです。
非常にきれいなルビーコートで、これも実物Aimpointと比較しても遜色なく、素晴らしいですね。
この段階で考えてみると、刻印やほんの少し違う質感しかありません。

それではついにドットやレンズの透明度を見ていきましょう。
非常に透明度が高く、ドットも歪みはなくきれいな円形です。
MAX輝度にするとここまで明るくなります。
この最大輝度であればどんな炎天下でもしっかり、くっきり視認することができます。
ドットサイトで最もあるあるなのは「輝度が足りない」です。
その部分がまずクリアされていればあとはゼロイン調整・衝撃性能などが必要になってきます。
しかし、やはり安いレプリカドットサイトと高額ドットサイトの一番顕著な差は「輝度」です。
その点に関しては本当に素晴らしいです。実物とそん色ないほどの透明度や輝度です。
文句なしでお勧めできるレベルです。
屋外で昼2時ごろ、かなりの炎天下で見てみました。
最大輝度にするとここまで視認しやすくなります。
屋外でもバッチリなので、この屋外の明るさであれば、もう少し輝度を落としたほうが適正輝度なので夏の屋外でも最高輝度を使用する必要がありません。
最大輝度はここまでまぶしいのです。
ここまでの輝度を使用するような状況はおそらく炎天下砂漠地帯とかそんなレベルなのでしょうか・・・(笑)
そのぐらい明るい輝度まであるのでこれを買えば安心していただいてよろしいかと思います。
6.ノーベルアームズ SURE HIT M4sといろいろなブースターを合わせてみた
ドットサイトを買うとブースターをセットでつけたいと思う方が多いので、いくつかのブースターに載せてみましょう。
まずは「VECTOR OPTICS ブースター」で見てみましょう。
このドットサイトとブースターを載せているのは「東京マルイ HK417」です。
高さもぴったり、ぴったり使えました!
実際にノーベルアームズ M4sとVector Optics ブースターを載せてみて、ブースター越しに見た場合の視界を写真でとってみました。
確かに実物の組み合わせに比べると劣りますが、サバゲーで十分使用可能なレベルですのでこの組み合わせはお勧めです。
【ノーベルアームズ SURE HIT M4s 18,000円】
【Vector Optics ブースター 11,000円】
この組み合わせですと30,000円を切る価格ながら、実用性十分なドットサイト&ブースターセットをお求めいただくことができます。



次に「Sightmark xt-3」との組み合わせを試してみます。
此方のブースターのほうがより視野が広く鮮明度が高いのですが、価格は38,000円とかなりお高めです。
非常に透明度が高く、ブースターを通した影響がほぼありません。
これの組み合わせですと、一切のストレスを感じることなくブースターを併用することができます。
【ノーベルアームズ SURE HIT M4s 18,000円】
【Sightmark XT-3 マグニファイア 38,000円】
この組み合わせですと、先ほどの組み合わせよりもさらにストレスを一切感じることなく、実用性最強の状態で使用することができます。
しかし、このセットは合わせて56,000円とかなり高額なので、簡単にお勧めできるかという難しいところがあります・・!!
こちらの「Sightmark XT-3 マグニファイア」ですが超高品質&マウントのガタツキが一切ない素晴らしい商品なのですがまだ日本で正式販売がありません。
しかし、今後日本での正規販売(AMAZONや楽天で)を予定しておりますので、レビューももう少しお待ちください!