驚くほどお値段以上。Vector Optics T1 マーベリック ドットサイト

今回はドットサイトで実用性を中心に考え、実際にサバゲーで気持ちよく使えるレベルで、なおかつ価格も手を出しやすい入門~中級ドットサイトをご紹介!!

T-1タイプのドットサイトで非常にお勧めできるドットサイトですのでレビューいたします。

もくじ

1.カタログスペック
2.付属品・外観について
3.レンズの透明度について
4.輝度調整・ゼロインについて
5.驚異の5年保証について
6.あえてデメリットを上げるとするならば・・・
7.総合評価

 

入門~中級のドットサイトの中でもひじょ~~に人気がある有名なドットサイトといえば「ノーベルアームズ COMBAT T1」今回の商品はそれと同等の性能を有していると確信できるレベルです。

ここまで完成度の高いドットサイトが破格とも言える価格設定で登場!何度もいいますが本当に破格!コストパフォーマンスはナンバー1といっていいでしょう!実銃対応なのでガスブロや次世代でも安心してご使用いただけます!

1.カタログスペック

●対応:20mmレール(サイズ調整可能)
●電源:CR2032 リチウム電池×1個(※付属しません)
●付属品:レンズクロス、ローマウント、英文マニュアル、トルクスレンチ
●照準調整:上下:±40MOA、左右:±40MOA
●レティクル:レッド 11段階(内2段階 NV用)
●サイズ:73mm×45mm×72mm[52mm](前後長×横幅×高さ)[ローマウント]
●素材:A6061アルミ合金、スチール、ほか  
●重さ:193g(バッテリー込・ハイマウント)、135g(バッテリー込・ローマウント)   
●アイリリーフ:フリー  
●パララックス:1 MOA @ 80 ヤード  
●サイト高さ(ロー):約19mm  
●サイト高さ(ハイ):約38mm

 

実銃対応高精度ドットサイト!クリアなレンズと3MOAレティクル搭載!
格安!でも実銃対応ハイスペック!なオプティクスを展開するVECTOR OPTICS社。もともと某大手スコープメーカーの製造部門だったのですが、満を持して独自ブランドデビューです!
対物・接眼レンズ22mmのマイクロレッドドットサイト「Maverick」。スタイリングはほとんどT1です。中身も非常にクオリティが高く、この価格で提供できることに驚きしかありません。

レティクルはレッド11段階切り替え可能な高精度なもの。最小サイズは3MOAと実銃用としてもハイグレードなサイズになっています。
最初の2段階はナイトビジョン専用。最大輝度付近は炎天下、日差しが非常に厳しい砂漠のような場所でも使える超高輝度になっており、あらゆるシチュエーションで最適な視認性を提供してくれます。

レンズは高級マルチコートでクリアで有りながら抜群のレティクル視認性を提供してくれます。
レティクル調整ダイヤルは1クリック=1MOAでコインを使用して調整が可能。クリック感もしっかりしており、調整しやすく仕上がっています。
マウントは標準でロック機能付きQDレバー付きハイマウントとローマウントが付属します。またT1用のマウントが使用可能で好みのスタイリングやサイト高さに変更が可能です。

「ベクターオプティクス マーベリック」の画像検索結果

2.付属品・外観について

さあ、ここからは実際に動作させて動かしてレビューしていきます。
8500円で買えるドットサイト、果たして性能やいかに・・??

まずは届いて箱を開けた状態にして説明していきましょう。
付属品はつぼみストアさんの5年保証のご案内の紙・ドットサイト本体・ローマウント・トルクスレンチ・前後ラバーカバーとなります。

次に本体の外観を見ていきましょう。
全体は黒色で仕上げられており、マットでざらざらとした触り心地です。
外観に安っぽさはなく、ノーベルアームズT1とほとんど質感でも同じです。

対物レンズをこちらに向けた状態で向かって右側はこのような感じです。
ベクターオプティクスの刻印が入っています。そのほかは特に印字は輝度調整ダイヤル程度で非常にシンプルです。
T1ドットサイトにも形状はとても似ていますが、リアル志向の方からすると「ベクターオプティクス」の主張の強い刻印はマイナスポイントかもしれません。
20ミリレールに取り付けることができ、固定はQDレバーです。よくできていますね。

蓋を外すとゼロイン調整のねじが露出します。
しっかり左方向の矢印が刻印されているので調整の時に便利ですよね。

 

次に対物レンズを見てみましょう。
非常にきれいなルビーコーティングがされています。
こちらから見た外観の満足感は非常に高いです。


40000円以上するドットサイトとルビーコートの仕上げの差があまりわかりませんでした。(笑)
たくさんのドットサイトを見てきた私ですが、まだまだ修行が足りないようです・・・。
皆さんはわかりますか・・・??

上がベクターオプティクスのマーベリック
下がホロサンのHS515CMです。
価格の差は30000円以上です。

3.レンズの透明度について

き、きれいです。
びっくりしました!!(笑)

非常に透明度が高いです。少し青みがかっているけどきれいとかそういう感じではなく、非常に透明度が高いです・・!!
こちらの写真は輝度最大11段階目にした状態ですが、とてもきれいですよね。

4.輝度調整・ゼロインについて

次にこちらの写真はLEDの照明の最大にした状態でその付近を見た場合です。
この検証で屋外の明るいところでもしっかり視認できるかわかるのですが、検証の結果十分屋外でも使用できることがわかりました。
壁のしわしわの模様も割ときれいに見えているのがすごいですね。8500円で大したもんですよ。

次にこちらはもう一度最大輝度11段階目の写真です。
非常にきれいですね。コスパの高さを感じました。

5.驚異の5年保証について

他のベクターオプティクスの製品でもありますように正規販売代理店での購入に限り、90日間の無条件返品と5年保証が付いてきます。
過去の記事でもお知らせしましたようにこれほどの手厚い保証をしているのはなかなかありません。

6.あえてデメリットを上げるとするならば・・・

・フチが邪魔で視界が少し、狭い
周りの黒い部分がほかのT1タイプに比べて「少しだけ」分厚く、視野が若干狭くなります。

・自動輝度調整ができない
明るいところ・暗いところの移動の際少し手間取ります。

・自動電源オフがない
使い終わったら必ず輝度を0にしないと電池があっというまになくなってしまいますのでご注意を!

・防水性能はない
この点は実物との大きな違いの一つになります。
雨程度なら余裕なウォーターレジスタンス仕様ですが、沈めたりしたら死んじゃいます。(笑)

・さすがに実物やHOLOSUN等ほど輝度は高くない
屋外でも十分使用可能ですが、さすがに実物やホロサンほどのどぎつい位の輝度はありません。
炎天下の屋外でも使えますが若干薄く感じることもあるかもしれません。

7.総合評価

・ドットの輝度 80点
・ゼロイン調整幅 85点
・レンズの透明度 93
点!!
・外装 50点 (好みによる)
・コスパ 150点

今回レビューしてみて感じたのは、総じてベクターオプティクスの光学機器の品質が高いこと。
マーベリックはこれまでよく耳にはしていましたがリアリティ重視なので私は購入を控えていました。
また、性能も大したことないと思っていました。

しかし、食わず嫌いみたいな感じでした。(笑)
ベクターオプティクスの光学機器の水準の高さはすごいです。
実物で目が肥えた私でも全然使えます(^_-)-☆

 

8.購入できるところ

Amazon、つぼみアームズで取り扱っています。