これまで様々なVector Optics(ベクターオプティクス)のドットサイトの記事は非常に多くのアクセス数をいただいております!
なので・・・今回は皆様のご要望にお応えしてVector Optics(ベクターオプティクス)のこれまでレビューしたドットサイトを総まとめ!!
一つ一つ簡単に、わかりやすくレビューしていきます。
今後新たにVector Optics(ベクターオプティクス)のドットサイトをレビューした際は随時更新していきます♪
そもそもVector Optics(ベクターオプティクス)って・・・??
実銃対応の光学機器を製造・販売する事業を現在世界的に展開しており、常に革新的で高品質な製品を提供しています。
何かのレプリカを作るのではなく、外観から内部まで全てにおいてベクターオプティクスが設計・生産をしています。
そのため独自の外観を有している光学機器が数多くございます。
ライフルスコープ、レッドドットサイト、レーザーサイトレンジファインダー、レールシステム、LEDフラッシュライト、マウントと広い範囲で製品を提供しています。
ベクターオプティクスはこれまでの豊富な経験と高い人気を蓄積し、世界中で10年以上にわたりこのオプティクス事業を行っています。
またVECTOR OPTICSは、世界のプレミアブランドとして認められ、現在ではラスベガスでのショットショーにも参加・出展しています。
あえて軍用登録はせず、アメリカ・南米・ヨーロッパでの民間用、狩猟用、シューティング用として生産し、価格を抑えた高品質な製品を提供しているのも魅力の一つです。
主に取り扱いがある国は日本・アメリカ・ロシア・イギリス・ドイツ・スウェーデン・フィンランド・オーストリア・ベルギー・ハンガリー・南アフリカ・オーストラリアです。


1.Vector Optics Forester 1-5×24 スコープ

15,000円というお求めやすい価格ながら、フチが薄くアイレリーフが長い、さらにはイルミネーションもついているというスグレモノ。
外観はかなり高級感があり、ほかの数万円するスコープに負けず劣らずの質感。
アイレリーフはかなり長く、全くストレスフリーで覗くことができる。
対物レンズ・接眼レンズともにグリーンコートが施されています。
レンズの透明度はかなり高く、4万円のBushnell実物スコープと比較してもかなり近いクリアさを実現しています。
何より、フチが驚異的に薄いので視野が広く、ノーベルアームズのスコープなどと比較するとかなり視野が広いです。
唯一の欠点としては外縁部の若干の歪みが気になります。
それをどう感じるか・・気にならなければ最高のスコープではないでしょうか。
大変コスパが高く、かなりおすすめの一丁です。
2.Vector Optics Marksman 3.5-10倍 スコープ

箱からして高級感があり、満足感を得られる商品です。
サイズ的には長めのアサルトライフルやスナイパーライフルに似合う大型のスコープです。
このスコープのメリットは、
・アイレリーフが驚異的
・中心部に限らず歪みが全くない
・中・遠距離ともに向けた方向へ素早くピントが合う
・サイドフォーカスがスコープ左側についておりフォーカス可能な範囲が非常に広い
・多少暗くても鮮明に見える
こういったところです。
ゼロイン調整はスコープ本体中心の上と右の出っ張りを回すことで調整可能です。
そのため、覗きながら簡単に調整がしやすく、工具も必要ありません。
お求め安い値段、驚異のアイレリーフ・透明なレンズ・衝撃の保証内容・ユニークな外箱(笑) ととても評価の高いライフルスコープです。
新発売として売り出されたばかりですが今後かなり売れるスコープであると思いますし、個人的にもかなり高評価のスコープです。
3.Vector Optics Corax 2-7×32 スコープ

倍率は2~7倍と非常に実用性の高い倍率で、エアソフトでの使用では十分ですね。
長さは295ミリなのでどちらかといえばショートスコープというサイズです。
M40A5やバレットなど、長距離狙撃系統のスナイパーライフルにはサイズ的にあまり合わないので、M4やHK416、そのほかアサルトライフルには非常に合うサイズなので、アサルトライフルに着けるスコープをお探しの方にはぴったりのスコープです。
倍率によってアイレリーフが短くなって行ったり倍率を上げれば上げるほど性能がわかりやすく出てくるのですが、これは倍率を上げても性能の下がり方が緩やかで安定しています。
この性能を有しながら8000円ほどの価格というのはコスパが高く予算が10000円以内の場合には一押しのモデルです。
高価格帯のものに比べれば同等レベル!とはちょっといきませんが、大体10センチ程度あり、マルイのプロゴーグルのような隙間が大きいものでもサイティングに特に問題ない程度ですので安いを第一に考えながら、性能も求めた方には非常にかゆいところに手が届く商品でした。
4.Vector Optics Nautilus ドットサイト

電池のマーク・ベクターオプティクスのロゴと刻印が多く、満足できる外観です。見た目でも飽きさせない作りになっています。
上部のダイヤルはゼロイン調整のねじ回しになっており、こちらはフタすらも明ける必要がなく、そのまま回すことでゼロイン調整することができます。
ダイヤルのクリック感はしっかりあり、衝撃などでは移動したりはしなさそうなつくりになっております。
屋外でも全然問題なく使用できる明るさで、レンズの透明度もノーベルアームズT-1に匹敵する透明度で自動調光モードもついていて、価格は9800円。
かなり魅力が詰まった素晴らしいドットサイトだと感じました。
まとめると、安定した輝度・満足できる外観・自動調光機能・きれいなレンズ
全体的にかなり安定した性能で9800円という非常にコスパのいい商品です。
5.Vector Optics Marveric ドットサイト

実銃対応の高精度なドットサイトとして人気があるドットサイトです。
全体は黒色で仕上げられており、マットでざらざらとした触り心地です。
外観に安っぽさはなく、ノーベルアームズT1とほとんど質感でも同じです。
この価格では考えられないようなクリアなレンズ。
実銃対応でハイスペックながらも価格は7000円以下というスグレモノ。
対物・接眼レンズ22mmのマイクロレッドドットサイト「Maverick」は形状はほとんどT1と同じなので慣れが早く使いやすいです。
中身も価格以上にクオリティが高く、この価格で提供できることに驚きしかありません。
輝度は12段階切り替えで、1~2段階目はナイトビジョン対応の輝度になっています。
まとめると・・
・フチが邪魔で視界が少し、狭い
周りの黒い部分がほかのT1タイプに比べて「少しだけ」分厚く、視野が若干狭くなります。
・自動輝度調整ができない
明るいところ・暗いところの移動の際少し手間取ります。
・自動電源オフがない
使い終わったら必ず輝度を0にしないと電池があっというまになくなってしまいますのでご注意を!
・防水性能はない
この点は実物との大きな違いの一つになります。
雨程度なら余裕なウォーターレジスタンス仕様ですが、沈めたりしたら死んじゃいます。(笑)
・さすがに実物やHOLOSUN等ほど輝度は高くない
屋外でも十分使用可能ですが、さすがに実物やホロサンほどのどぎつい位の輝度はありません。
炎天下の屋外でも使えますが若干薄く感じることもあるかもしれません。
6.Vecor Optics harpy ドットサイト

このドットサイトで特徴的なのはこの斜めのフォルムに切れ込みが入ったデザインです。
沢山あるT-1タイプのドットサイトが多い中で、少し独特のフォルムで外観的に差をつけることができます。
なんだか、SIG SAUSER社のROMEO5に似ている気がします。
QDレバーが付いておりワンタッチで着脱が可能です。
接眼レンズは反射しにくくなっていていい感じ。
マウントはT-1と同じ4か所にねじ止めするような形です。
覗いてみて感じた感想を申しますと「ふつう」です。(笑)
可もなく不可もなく・・といった感じです。
14000円という価格帯は2000円から存在するドットサイトのことを踏まえると「良いドットサイトがほしい」という方が購入される価格帯なのではないでしょうか?
そんな少し目の肥えた皆様を納得させるほどの性能を感じることはできませんでした。
「レンズの透明度」青みは特になく透明なほうです。
「レンズの鮮明度」悪くありませんが感動するほどではありませんでした。
「ドットの輝度」明るいですし屋外使用全然問題ないレベルですが7段階というところがマイナス。また、輝度を上げていくとドットの形が少し歪んでいるようにも見えました。
全体的に悪くないですが、価格を考えるとあまり妥当かなという程度の品質でした。
ドットも明るいですが実物と今回比較しましたがかなり差がありました。
屋外でもちろん使用はできますがギラギラというほどではありません。
これだと、この価格の半額のマーベリックのほうがお勧めできる・・気がします。
7.Vector Optics Vict ドットサイト

価格は4980円とかなりお手ごろな価格帯です。
5000円を切る価格ながら、ライザーマウントも付属しているので様々な銃に使用することができます。
本体外観は少しチープな質感ではありますが、そこまで特筆すべきような点はありません。
電池ボックスが斜めについていて、Bushnell TRS-25にも似たデザインです。
ゼロイン調整幅はあまり広くないですが支障はぎりぎりないレベル・・・
断言はできませんがそんな印象を受けました。*詳しくは記事をご覧ください。
対物レンズは割ときれいなルビーコートで、お値段以上のものを感じます。
レンズの透明度に関しては及第点といった感じで少し青みを感じました。
輝度調整は手動で11段階までありますが、残念ながらインドア明るめの部屋で確認していくと8段以下目まではとても使えたもんじゃないような暗さなので9段階目以降で輝度を調整していただきたく思います。10~11段階目はしっかり使用可能なレベルの輝度を点灯させることができます。
ただ、それでも炎天下屋外は少し厳しい・・・。
まとめですが・・・
「ベクターオプティクスのドットサイトがほしいのではなく、良い性能でコスパのいいドットサイトがほしい」のではないでしょうか?
その観点から考えるとあと2000円出して「ベクターオプティクス マーベリック」を買うことをお勧めします。
*現在また日本正規代理店「つぼみストア」での販売は開始しておりません。
8.Vector Optics Sprit ドットサイト

レンズは25mmなのでマイクロドットサイト中でもかなり大きいのでサイティングしやすいです。
綺麗なルビーコートで、ノーベルアームズやホロサンにも負けず劣らずの綺麗なコーティングです。
こちらのドットサイトは金属製で質感が非常にいいです。
こちら側のトレイを引き出して簡単にワンタッチで電池を交換することができます。
結果的言いますと調整幅はあまり広くありませんでした。
にハンドガンなどに取り付けたり、よっぽどのハイムあウントにしなければ全く問題ない程度の広さでした。
ただ、FAMASなどかなり銃口とサイトの位置に差がある銃の場合は少し検討したほうがいいかもしれません。
なんといっても今回のマイクロドットサイトのすごいところは「レンズの抜群の透明度」です。
これには本当に驚きでした。実物RMRドットサイトよりも鮮やかに、高い透明度で見えます。
*実物RMRはあえて視認性を上げるために青くしているということもありますので位置が合いに透明=いいというわけではございません。
また、対物レンズ径が25mmと少し大きめなのでサイティングもかなりしやすいです。
アサルトライフルにも似合いますし、何よりサブマシンガン系統にとてもよく似合います。
これまで様々なマイクロドットサイトを覗いてきましたが1、2を争う完成だとお世辞抜きに感じました。
これはお勧めです!!
*現在また日本正規代理店「つぼみストア」での販売は開始しておりません。
まとめ
ドットも薄かったりゼロインが全くできなかったり、個体差の危険を承知で、返品もできない良い個体を狙うギャンブルに出る
価格はかなり高いがブランドの商品で、保証もあり高性能・高機能のものを買うか。
あなたならどっちを選びますか・・・??
ベクターオプティクスはその2つの選択肢を解決するようなブランドだと感じました。
そんな別格級、実物Aimpointなどと同等レベルとは言い難いがサバゲーで使用するうえでストレスフリーで使えて、保証もあって、個体差も少ない。
それに価格も安物ではないが手の出しやすい価格、というのが大きな特徴です。
レプリカドットサイトは特に「安物買いの銭失い」になりがちです。
ドットサイトを買おう!でもそんなに予算はない!ドットサイトを買おう!こういう時はまずベクターオプティクスも選択肢に入れながら検討してみてはいかがでしょうか♪
ちなみに、ベクターオプティクス=いいドットサイト、ではなく中には「う~ん。。」ってやつもちょこちょこあります。
そういう「良い」「悪い」を正直に細かくレビューしていくのがこのブログなので今後もぜひこの「どろぬま」を参考にしてドットサイト選びをしていただければ幸いです!!