1万円ポッキリスコープ Vector Optics WRANGLER(ラングラー)をレビュー!!

みなさんこんにちは。おはようございます。
ここ最近閲覧数もかなり伸びてきて嬉しい限りです。
ありがとうございます。

その中でも特に注目していただけるのは安価だけど高性能な「vector optics」です。
そして今回ご紹介するのはそのベクターオプティクスのライフルスコープラングラーです。

海外でもそれなりに評価されているスコープですが、価格はなんと11000円というお求めやすさ。
一万円程度で実銃対応スコープが手に入るのはなかなか素晴らしいですね、、、
実物スコープなんて手が出ないよ!でもいいやつが欲しいなぁ、、
そんな方は是非必見です

もくじ

1.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)のカタログスペック

2.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)の外観、付属品について

3.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)を実際にのぞいてみた

4.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)のアイレリーフ・アイボックスについて

5.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)の残念なところ・・・

6.ベクターオプティクスの保証とは

7.まとめ

1.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)のカタログスペック

倍率: 1 倍
対物レンズ: 24 mm
接眼レンズ径: 36 mm
眼レンズの長さ: 60 mm
コーティング:フルマルチ コーティング
出口瞳孔: 24 mm
視野: 100 ヤード (95 フィート)
アイレリーフ: 101 mm (4.0 インチ)
全長 228 mm (9.0″)
重量 (net): 370 g (13.1 オンス)
クリック:1/2 MOA
調整範囲: 40MOA
視差設定: 100 ヤード
30 mm ハンマー鍛造アルミ製モノチューブ設計
衝撃テスト 750 g、防水性、窒素充填
高品質 6061 T6 アルミニウム
1.5 高速フォーカス接眼レンズ
付属品: マウントリング、クリーニングクロス、フリップ アップ キャップ

2、Vector Optics WRANGLER(ラングラー)の外観、付属品について

それではまず外箱から見ていきましょう。
外箱はほかのベクターオプティクスと同様のデザインの箱に入っていますが、外箱側面にはVector Optics WRANGLER(ラングラー)の印刷がされているので一応専用の箱ですね。

それでは箱を開けてみるとこんな感じです。
お馴染みのしっかりしたベクターオプティクスのマウントリングです。
これ、個人的に結構好きなんですよね。


スコープ本体・マウントリング・クリーニングクロス・接眼・対物保護レンズキャップ・満足保証書・六角レンチ一個です。
通常のベクターオプティクスのスコープと同様の内容物となっております。
満足保証書については目次6の保証についてでご説明いたします。

こちら側は非常にシンプルで接眼レンズ側に刻印がありますがそれのみで、非常にシンプルです。
全長は228ミリとショートスコープサイズでアサルトライフルにも似合います。

スコープ本体・マウントリング・クリーニングクロス・接眼・対物保護レンズキャップ・満足保証書・六角レンチ一個です。
通常のベクターオプティクスのスコープと同様の内容物となっております。
満足保証書については目次6の保証についてでご説明いたします。

まずこちら側から見ていきましょう。
大きさ、形状的にショートスコープなのでアサルトライフルなどにもかなり似合いそうです。外観はベクターオプティクスのマークや刻印がありますので米装備など外観を忠実に再現したい方にとってはマイナスかもしれません。

電池の蓋は回して取り外し、おなじみのCR2032電池を使用します。
ゼロイン調整するときは蓋を取り外し、回すような形です。
カタログスペック上の調整幅は40Moaと少し狭めなのが少し心配ではあります。。

 

3、Vector Optics WRANGLER(ラングラー)を実際にのぞいてみた

それでは実際に覗いてみて検証していきましょう。
こちらのスコープはスコープなのに、1倍率しかないんです・・・。(笑)
私も最初は驚きました。(笑)

じゃあ、ドットサイトでいいじゃん、と。(笑)
今回はそれには触れずに、まとめでご説明しますね。

1倍率 (等倍)

まずは倍率なしの状態で見ていきましょう。
フチの分厚さはまずまずでタックワンと比較すると少し厚めです。
1万五千円くらいするノーベルアームズ tac oneもフチが想像以上に分厚いので価格的に考えると結構評価は高いです。

ただ、あくまでも価格にしては、なのでちょっと物足りないなぁ、痒いところに手が届かないような少し残念さは感じます。
ただ、1万円しか予算がない中での選択肢としてはいいのではないでしょうか。

実際に屋外を覗いてみましょう。
鮮明度は高く、かなりクリアに見えます。クリアさだけで言えば1万~1万5000円のスコープに全く引けを取りません。
十字線は非常にシンプルですが見やすいです。


このスコープで評価が高いのは外縁部の歪みがほとんどないこと。
中心部はきれいだけど外縁部になるとゆがむということがよくありますがこちらはそれはほとんどなく、写真を見ていただければわかる通り、格子状の網をとってみても歪みがありません。逆に言うとイイ!!って感じたところは個人的にはこれくらいしかないです・・・(笑)

ゼロイン調整はこちらのベクターオプティクスのロゴのフタを外すと調整が可能になります。
外した状態のままで使用したほうがワンタッチで操作できるので外したままのほうがいいかもしれませんね。

イルミネーションが点灯しますが、中心点のみ光るようなものでは全体が光る感じなのは安っぽいといいますが、コスト的には仕方ありませんが安物スコープと似た感じです。

イルミネーションを発行させて撮影してみました。
十字線に均等に光はしませんが、しっかり発光します。

4、Vector Optics WRANGLER(ラングラー)のアイレリーフ・アイボックスについて

アイレリーフを計測してみましたが、実測値は15センチ。
ひじょ――に長いです。
これは非常に評価が高いです。(倍率1倍)
アイボックスも比較的広く、特筆すべき点は特にありませんでした。

5.Vector Optics WRANGLER(ラングラー)の残念なところ・・・

スコープなのに1倍率しかなく、可変すらない

なぜかは正直不明です。
固定倍率なうえに、その倍率はなんと1倍。
要するにドットサイトと大して変わらないということ。

1倍しかないとなるとスコープのアドバンテージが少ないように感じます。

特筆できる性能がない

先ほどのご説明で歪みが少ないというのはお話ししましたがそれぐらいで、あとはほかのよくあるスコープと比較しても特にここが良いというポイントが見当たりませんでした。
レンズのフチもそれなりに分厚く、輝度を上げると安物スコープ特有のスコープ鏡筒自体を照らすライトなのです。

価格もそんなにお得ではない

そもそも実銃対応メーカーのスコープが1万円で買えるというのはお得なのですが、なんせ倍率が一倍しかない、調整可能範囲が狭め、フチも厚めということでここだけはイチオシ!!っていうところがなかなかなく、どうしても一万円以内でないといけないという方以外には、あと5000円出して「ベクターオプティクス Forester」を買うことをお勧めします。

6.ベクターオプティクスの保証とは

記事冒頭で登場した保証書にもかかわってくるところですが、90日間無条件返品保証など手厚い保証が受けられます

他のベクターオプティクスの製品でもありますように正規販売代理店での購入に限り、90日間の無条件返品と5年保証が付いてきます。
過去の記事でもお知らせしましたようにこれほどの手厚い保証をしているのはなかなかありません。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
倍率がないので簡易レビューっぽくなってしまいましたが、なかなか不思議なスコープでした。
なぜか等倍しかないのにそれが固定倍率という謎のスコープ。

私の勉強不足だからかわかりませんが、等倍しかないスコープって意味あるんでしょうか・・・??

何か特筆すべきことがないか、考えましたが特にありませんでした。(笑)
せっかく形状がスコープなわけですから多少倍率はあるべきなのですがなぜか一倍しかないのです。
わたくし個人的には使いどころがなさ過ぎて、お勧めできるか?といわれると自信がまあまあない製品なので、ここは様子見でしょうか。